ヨコハマ裏通り

  • 1
    1

    ぼんやりと
    珈琲を飲む午後
    苦い液体だけが
    喉を通り抜けていく

  • 2
    2

    暖かい灯りが手招きする
    ちょっと休んでいきなさいよ
    長い人生
    そんなに急ぐことも
    ないでしょう

  • 3
    3

    手紙を書いたよ
    アノ子に書いたよ
    出そうか、やっぱりよそうか

  • 4
    4

    好きなものだけを集めて
    宝箱にしまったら
    赤く染まって
    煌煌と輝くかしら

  • 5
    5

    どこから来たのですか
    ああ、そんなに遠くから
    ゆっくりしていって下さい
    冷たい飲み物でも
    いかがです

  • 6
    6

    ちょっと入ってみる?
    そんな気まぐれで開いた
    その緑の扉が
    運命のドアになることも
    あるんです

  • 7
    7

    覗いた景色が
    でんぐり返る
    ひっくり返って
    ひと巡り

  • 8
    8

    気ままに描いた
    自由なアートは
    気まぐれに
    アナタも自由、ワタシも自由

  • 9
    9

    水面に浮かんだ躯が
    ユラユラ揺れて
    深く沈んでいく
    最後に見たのは
    眩しい光でした