ぼんやりと珈琲を飲む午後苦い液体だけが喉を通り抜けていく
暖かい灯りが手招きするちょっと休んでいきなさいよ長い人生そんなに急ぐこともないでしょう
手紙を書いたよアノ子に書いたよ出そうか、やっぱりよそうか
好きなものだけを集めて宝箱にしまったら赤く染まって煌煌と輝くかしら
どこから来たのですかああ、そんなに遠くからゆっくりしていって下さい冷たい飲み物でもいかがです
ちょっと入ってみる?そんな気まぐれで開いたその緑の扉が運命のドアになることもあるんです
覗いた景色がでんぐり返るひっくり返ってひと巡り
気ままに描いた自由なアートは気まぐれにアナタも自由、ワタシも自由
水面に浮かんだ躯がユラユラ揺れて深く沈んでいく最後に見たのは眩しい光でした