行き交う人々は何処かへ帰る人波何処かへ向かう人波ここは上野駅人生の岐路今でも
裏通りに鮮やかな黄色ひっそりと佇むには鮮やか過ぎる黄色
緑に覆われた明るい扉に誘われて惹きつけられ
裏口の寂しさがアートになるそんな佇まいずるいね
カラフルなゾウがグルグル回るんだそうさ賑やかだろう?
色褪せて色を失くした風景が時の流れを感じさせるように感じさせぬように
刻の化石石の華時の重み歩み去る靴音
電気の波が空を駆け巡り慌ただしい喧噪目には見えないけれど